おみくじドットコム
日本全国の有名神社・お寺のおみくじを紹介します。
おみくじ自体とそのおみくじを引く場所、境内でおみくじを結ぶ場所などについてもお伝えします。
今回は川越大師 喜多院(埼玉県川越市)のおみくじを紹介します。
川越大師 喜多院のおみくじは↑のような五言四句の漢詩で運勢を占う典型的な『元三大師みくじ』のタイプです。
A6サイズのわりと薄手の紙に印刷されています。
紙の上部に大吉などの運勢、その下に五言四句の漢詩とその読みが記されています(学生時代の漢文の授業を思い出しますね)
↑おみくじの裏側には表の漢文の意味と、それぞれの願意の運勢の解説が記されています。これでおみくじの細かな内容がちゃんとわかりますね。
今回引いたおみくじは
第八十五番 大吉
でした。
(大吉、やったね!)
川越大師喜多院のおみくじは、本堂ー慈恵堂の建物内、賽銭箱の左側に↑写真のように、おみくじ台と筒、おみくじ紙が納められた棚が設置されています。
お寺授与所などで引くタイプではなく、自分でおみくじ代を納めて、自分で引くタイプのものです。
元三大師みくじタイプなので、一番〜百番まで番号が振られた棚の引き出しにそれぞれの番号のおみくじ紙が納められています。
おみくじ台の番号棚の前にある賽銭部分(↑写真右下の格子状の部分)におみくじ代100円を納めて、自分で筒を振り棒を引きます。
棒の先に書かれた番号と同じ番号の棚引き出しを引き、中のおみくじ紙を自分で取り出します。
元三大師みくじタイプのお寺や関西の大きな神社などでは、こういった「自分で引くタイプ」のおみくじが多いですね。
川越大師喜多院のおみくじを結ぶ場所も境内にあり、おみくじを引く慈恵堂向かって左側に↑写真のようなおみくじ掛けの場所があります。
多くのおみくじがかけられており、川越大師に参拝した多くの人がおみくじを楽しみ、運勢を占い、結んでいったことが思い浮かばれます。
年末年始などはこのおみくじ掛けが掛けきれないくらいのおみくじで埋まるのが想像に固くありませんね。
川越大師喜多院は天台宗の大きなお寺として「関東三大師」の一つに数えられるお寺なので、天台宗に関わる多くの縁深い人物の増なども見ることが出来ます。
↑こちらは徳川幕府内で活躍した天海大僧正の像。川越大師喜多院とも縁の深い人物だそうです。
また川越大師は慈恵大師(元三大師、良源)をお祀りしているお寺ですので、境内各所に慈恵大師のお姿が目に入ります。
とくに慈恵堂内の授与所で授与してもらえる御札は慈恵大師のお姿札や角大師、豆大師のものなど慈恵大師に関する授与物が充実しています。
※元三大師(=慈恵大師=良源)は「おみくじの元祖」と言われています
【神社情報】
郵便:350-0036
電話:049-222-0859
おみくじ代:100円
ご祭神・御本尊:元三大師
川越大師 喜多院 Webサイト
<http://www.kawagoe.com>
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